エゴノキクラブとは
エゴノキクラブの120%の活用法
01
【新鮮な知恵】
毎日のこころのビタミン剤になれるように、パパ・ママたちの知恵をどんどんつなげていきましょう。
カウンセリング・ニュースはどこの病院に入院していても、どこのお家に戻っても、お読みいただくことができます。
*ご興味があるご家族の方はご連絡ください
02
【手作りのコミュニティ】
手作りのサポートの後ろには、たくさんの真実の物語があります。もちろん、あなたも大歓迎です。みんな、温かい気持ちで助けあっていきましょう。
03
【リスペクト】
私たちエゴノキクラブは、どんなパパ・ママにも敬意を表しています。QoL(クオリティ・オブ・ライフ)は、与えられるものではなく作りだすもの。
先輩パパ・ママがママを応援する姿には、そんなメッセージが込められています。
良質のサポートを気軽に
「先輩パパ・ママが今のパパ・ママを応援する」はエゴノキクラブのビジョンです。エゴノキの樹のように木陰になり続けていれば、ママたちが集い、自分たちで支えあい、次のお子さんたちも助けていける、というのがクラブの基本的な考え方です。
病気の治療をした子どもが医療から教育、そして社会に出るまでのシームレスな支援として、交流の場、親子のスキルアップ講習、専門家の紹介を行っています。そして、たくさんの楽しいイベントも行っていきます。
パパやママたちが育てた小児がん専門の臨床心理士なので、入院中も退院後もいろいろな状況があることを知っています。
安心してお話し下さい。
目の付けどころが違います
パパやママたちの協力 × 心理士のアイディア
お互いの力で確実にサポート
理事長の挨拶
私は15年以上、小児がんの子どもとご家族の心配や不安について耳を傾け、皆で一緒に解決してきました。親は、子どもの命が危ないと知らされると、心がギュッとして、つらいことでいっぱいになります。でも、治療を終えた子どもたちは、風船のように心が膨らんで、外の世界のいろんなことに思いを馳せていきます。もっとのびのびと、人生の面白みを体験しましょう!皆さんと一緒に、エゴノキクラブを大きく育てていきたいと願っております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
NPO法人エゴノキクラブ 理事長/聖路加国際大学 公衆衛生大学院 准教授
佐藤 聡美
佐藤聡美は、日本で小児がんを専門とする公認心理師のひとりであり、考える力(認知機能)の検査を小児がんの診療と研究に導入したパイオニアでもあります。 臨床家であり、研究者であり、教育者でもある強みを最大限生かして、人々の善意をそのまま子どもたちの成果に変えていくために、NPO法人の活動を始めました。 アメリカやヨーロッパでは、小児がんの子どもたちの晩期合併症を把握し、データに基づいて、教育支援と就労支援が決定されます。とりわけ、考える力(認知機能)は学力に直結するため、公認心理師による評価と教員との連携は必須になっています。日本では先見性のある施設と協働し、コメディカルの小児がん心理社会ネットワークを構築し、人材育成に力を入れています。進路に迷った子どもたちがいたら、小児がんのわかる公認心理師やコメディカルを紹介できるようにすることが目標のひとつです。 また、NPOの活動が、子どもと家族にとって効果的であることを確認しながら、計画と実行を推進しています。人生を楽しみながら、子どもたちの進路も決めていく。そういうロードマップを作っていきたいと考えています。 これまでの業績と情熱が認められ、2022年からは新ブランド「International Symposium on Late Complications after Childhood Cancer (ISLCCC)小児がん晩期合併症の国際共同機構」の日本人初の運営委員を務めています。